毎日0.2%の成長で10億倍!? 13年前の壮大すぎる計画を振り返って
「また続かなかった...」と思っているあなたへ
2012年12月3日の朝。
参加していたビジネス塾で
「早起きプロジェクト」という
30日限定の企画が始まった初日のことです。
当時の私は、こんなことを書いていました。
以前、
『毎日、0.2%の成長を続けて行くと
1年後には、今の2倍に成長している』
という話を聞いたことがありました。
そのときは、
「ふ〜ん、そうなんだぁ」
「やっぱり継続って大事なんだなぁ」
としか思っていなかったのですが、
つい先日、エクセルを使って
何気に複利計算をしていたら
驚愕の事実を知ることになりました。
毎日、0.2%の成長を続けて行くと
1年後には、今の自分より
2倍に成長した自分になっています。
これを継続していくと、
2年後には、今の4倍
3年後には、今の8倍
・・・
となっていき、
10年後には、1,000倍!
20年後には、今の100万倍!!
30年後に至っては、何と、10億倍!!!
にも成長した自分になっているんです。
「今の10億倍にも成長した自分」なんて、
数字が大きすぎて、もはや意味が分かりません(爆)
13年経った今、この文章を読み返すと、
改めて驚きます。
この「複利の威力への気づき」が、
その後の私の「軸」になったんです。
「自分の可能性の凄さ」への確信
この計算結果に興奮した私は、こう続けています。
今回、こうして早起きプロジェクトに
参加することになり、
朝、早く起きることで
・自分が実現したいこと
・収益に直結すること
に取り組むことが、まさに
『毎日0.2%の成長を続ける』ことに
なるのではないかと思いました。
今日から始まるこの早起きプロジェクトを
10年間続けたら、
合宿に参加した今の自分より
1,000倍も成長した自分になっているんですよ?
今の1,000倍も成長した状態なら、
たとえ、現時点で収益が発生していなくても
年収1,000万円を楽勝で超えているであろうことは
容易に想像できます。
年収1億円も、決して夢物語ではないと
思えます。
今読み返すと、この複利計算が、
当時の私に与えた影響の大きさがよく分かります。
これは決して「夢物語」ではありませんでした。
仮に年収100万円だとしても、
「今の1000倍」なら
100万円の1000倍で10億円。
金額だけを考えれば、「とても大きい数字」に思えますが、
「今の1000倍になった自分」
として考えれば、「絶対に不可能」というわけではない。
そう思えたことで、
「たった0.2%であっても、毎日続けたら
今の延長線上ではない、
とんでもない自分になれる可能性がある」
という確信を得られたんですね。
この「自分の可能性の凄さ」への気づきが、
その後13年間続ける「軸」になりました。
この「確信」が、その後の人生を変えた
この複利計算の気づきは、
単なる数字の遊びではありませんでした。
「今やっていることが、将来どれだけ大きな意味を持つか」
これを実感として理解できたことで、
目の前の小さな一歩に対する見方が、
根本的に変わったんです。
例えば、その後も何度か挫折しましたが、
「また戻ればいい」と思えました。
何故なら、
「長期的に見れば、この積み重ねは必ず大きな力になる」
という確信があったからです。
また、他の新しいことを始めるときも、
「すぐに結果が出なくても大丈夫!」
と思えるようになりました。
複利の威力を知っているから
「続けさえすれば、いつかは想像以上の場所に到達できる」
と信じることができたんです。
13年後の現在:10億倍にはなっていませんが...
あれから13年。
正直に言います。10億倍にはなっていません(笑)
年収1億円にもなっていません。
まぁ、30年も経っていませんしね。
それに、1000倍にもなっていないと思います。
でも、予想外の発見がありました。
2025年5月。
12年間の記録をAIに分析してもらったところ、
「これ、めちゃくちゃ価値がありますよ!」
と言われて、自分でもとても驚きました。
デジタル記録1,724個のテキストファイル
手書きB5ノート65冊
総文字数約700万文字。
当たり前だと思っていた日々の記録が、
実は思いもよらない"宝物"だったんです。
「え? 私、そんなすごいことやってたんですか?」
それが正直な感想でした。
完璧じゃなくても、続けたから見えてきたもの
この13年間、私は何度も挫折しています。
完璧主義の罠にハマって苦しくなったり、
数か月間完全に書かなくなったり。
「また続かなかった...」
あなたと同じような気持ちを、何度も味わいました。
ずっと続けた13年ではないので、
1000倍にはなっていないでしょう。
それでも、途中でやめなかった。
不思議なことに、
『早起きプロジェクト』だけは
「また戻りたい」と思えました。
その理由は、あの日の
「可能性への確信」があったからです。
そして、一人でも楽しめる
「自分だけの時間」の価値を知ったから。
「短期間での大きな成果は難しくても、いつかは凄い自分になれる!」
この軸があったから、
今は様々なことに取り組むことができています。
途中で立ち止まっては再開することを
何度も繰り返して来た13年。
1000倍には遠く及びませんが、
それでも、数十倍くらいには
なれたんじゃないかなぁと思っています。
あなたも、小さな実験を始めてみませんか?
手書きでも、スマホのメモ帳でも、
あなたの好きなやり方で大丈夫。
「毎日0.2%の成長で10億倍!」なんて、
大それた目標を立てる必要もありません。
でも、もしかすると、
あなたにも同じような「可能性への気づき」があるかもしれません。
「少しずつでも、続けたら今の延長線上ではない自分になれる」
そんな確信を持てたら、きっと続けることが楽しくなると思います。
13年前の私は、複利計算を通じて
「自分の可能性の凄さ」に気づきました。
そして、実際に続けてみて分かったのは、
「可能性への確信」を持って
続けることで見えてくる、
日々の小さな発見の価値でした。
あなたも、自分との対話を始めてみませんか?
私の体験が、あなたの「小さな一歩」のきっかけになれたら嬉しいです。
【次回予告】
次回は、「失敗」したときの捉え方についてのお話です。
継続していく中で避けて通れない「失敗」。
完璧主義で自分を責めがちだった私は、
「あぁ、やっちまった〜」と思って
自分を責め、よく落ち込んでいました。
そんな私が、「失敗」を「学び」として
捉えられるようになった、ある日常の
ちょっとした出来事についてお伝えします。



